もうすぐ12 月。年末の大掃除の前に、今からできる「片付けの下ごしらえ」をしませんか。
すっきり片付いた新年を迎えるために、収納アドバイザーの天野真千子さんが教えてくれます。

片付ける際、最も重要なのが分類です。「いるもの」「いらないもの」「保管場所を変える」「保留」の4つに分類しましょう。判断に掛ける時間は8秒が目安。「とにかくどんどん、分けていくことです」と天野さん。そのコツは「まずは小さな引き出しなどから」。部屋全体など大きなスペースではなく、できるところから始めて達成感を味わうことが大切だそうです。
クローゼットは7割に-捨てすぎは注意

衣服の掛け方の基本は長いもの(コート、ワンピース類)、短いもの(シャツ、スカート類)を分けること。着る頻度の高いものを右に、低いものを左に分けておくと、処分もしやすくなります。また、捨てすぎると同じものを再び買ってしまうことがあります。これを「リバウンド」と天野さんは呼んでいます。「ダイエットでも急激な減量は続かず、元の体重に戻ってしまうことがあります。片付けも同じ。程よいペースが肝心です」。
見せる収納ではなく、心地よさを目指して

天野さんによれば、うまく片付けられない人は心にモヤモヤがあることも多いとか。「まずは疲れを取り、心のスペースを作って。片付けるのはそれからでも良いのでは。人に見せるための収納ではなく、自分が心地よくなる空間になればいいのですから」。
片付けを終えた後は爽快感が生まれます。スポーツするような感覚で楽しみながらやってみませんか。
8秒4分割のポイント
①いるもの
「いるもの」に分類したものは、使う用途によってひとまとめに。例えば、切手はペン、便箋・封筒などと一緒に保管すれば、手紙を書く時あれこれ探さずに済みます。
②いらないもの
子どもの作品など、思い出の品は写真を撮って残し、現物は処分してみては。思い出は消えず、新たな収納スペースが生まれます。大型品など、捨て方がわからない場合は市へ確認しましょう。
③保管場所を変える
毎日使うものなのに目線より高い位置、膝より下の引き出しなどに置いていませんか?収納の一等地は“腰から目の高さ”くらいまで。頻繁に使うものは、なるべく一等地に移動させましょう
④保留
所有者や使用目的がよくわからず、とりあえず「保留」した品はひとまとめにし、中身が見えるように。期限日を設けて、その日がきたら捨てましょう。期限をつけて“見える化”するのがコツです


