まもなく、ボジョレ・ヌーボーの解禁日。
カウントダウンしてその年の自然の恵みに感謝し、できたてのワインを楽しむ日です。
所沢のワインソムリエ「テル」こと高橋テルさんにボジョレ・ヌーボーの楽しみ方をききました。

ボジョレ・ヌーボーとは
ボジョレ・ヌーボーとして認められているのは、フランス・ボジョレ地区でその年に収穫されたガメイ種を醸造した赤とロゼのワインの新酒(ヌーボー)。
白ワインは認められていません。
毎年11月第3木曜が解禁日で今年は11月21日です。
ワインソムリエのテルさんによると、一般のワインはタンクや樽で時間をかけて熟成発酵させて翌年以降に市場に出回りますが、ヌーボーはぶどうの収穫から出荷まで1〜2カ月で完成させる製法。
このためタンニンがほとんど抽出されず、渋みが少なく、いちごキャンディのような甘い香りで、ワイン初心者でも飲みやすい軽い口当たりが特徴だそうです。
今年のヌーボーの味は?
ボジョレ・ワイン委員会が発表した情報によると、今年は霜やひょうの冷害によって原料のガメイ種の収穫量が平年より25%減。
しかし夏以降の晴天で持ち直したため、ぶどうはしっかり成熟したそうです。
テルさんは「収穫のタイミングなどワイナリーの技術の差が表れる年といってもいいと思います。
毎年安定した品質の『ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー』が日本でも入手しやすい銘柄でお薦めです」。
“テル流”の楽しみ方
原産国のフランスより早く解禁日を迎える日本では、世界でもいち早くフレッシュなボジョレ・ヌーボーが味わえます。
テルさんにより楽しむためのアドバイスをいただきました。
「今年のヌーボーとヌーボーでないボジョレ・ワインを入手して飲み比べてみるのも楽しいですよ。
ヌーボは少し冷やして飲むのがお薦め。
料理は、味が濃くないものが合います。
生ハムやローストビーフなどの赤身の肉、かぼちゃやさつまいもなどの野菜、癖の少ないモッツァレッラチーズがいいでしょう。
本来ワインは1本のボトルを仲間と注ぎあって飲む社交にふさわしいアイテム。
ボジョレ・ヌーボーパーティーを開くなど、仲間や家族と楽しく飲んでください」。
日本でも山梨のワイン「山梨ヌーボ」が11月3日に解禁を迎えました。
日本産ヌーボーも併せて味わってみては。

ヌーボワインに合う料理【作り方】
*カプレーゼ(約3分)
ひと口サイズにカットしたモッツァレラチーズとトマトにオリーブオイルと塩コショウで味付け
*カボチャのソテー(約5分)
カボチャを薄くスライスし油を敷いたフライパンで焼く


